日高管内は全国の約8割の競走馬を生産し、その中で浦河町は、年間約1,800頭近くを生産する軽種馬の町です。その基盤は、明治40年に日高種畜牧場が西舎地区に設置されたことに始まります。
昭和12年に英国産「セフト号」を輸入し、その産駒から数多くの名馬が誕生しました。その後は「シンザン」「タケホープ」「カツラノハイセイコ」などの多くの名馬が生産されています。
馬事資料館は、そうした馬産地における馬関係資料の収集保管・調査・研究と展示により、馬の歴史、人との関係を学習、理解できるように、昭和55年に開館しました。
『ヒンドスタン号』
五冠馬シンザンの父親です。
戦後最高の種牡馬と呼ばれ、産駒には46頭が重賞勝、そのうち13頭が8大競走の勝ち馬です。
『迎賓馬車』
展示にある二頭引きで4人乗りの迎賓馬車は、明治31年に製作されたものです。日高種馬牧場(のち日高種畜牧場)で明治40年から昭和初期にかけて高貴な方の迎賓用に使用されたものです。幌は天井から前後にオープンできるようになっています。
名 称 | 馬事資料館 |
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所在地 | 北海道浦河郡浦河町字西幌別273-1 |
電話番号 | 0146-28-1342 |
FAX番号 | 0146-28-1344 |
営業時間 | 9:00~16:30 |
定休日 | 月曜日・祝日・年末年始(12/30~1/5) |
料 金 | 無料 |
その他情報 | JRバス郷土博物館前下車 徒歩2分 乗用車50台駐車(大型バス可) |